1月30日に行われた、U-23アジア選手権の決勝で韓国と対戦した日本代表は見事3-2で勝利し優勝しました。
この試合でも手倉森監督の采配が冴えていました。
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日本は韓国に二点リードを奪われる厳しい展開でしたが、見事に逆転勝利を飾りました。
2-0になった時は、ロンドンオリンピックのことを思い出さないわけにはいかず、また今回も負けるのかと思ってしまいましたが諦めずに粘り強く戦ってくれました。
今回の試合でも手倉森監督の采配が際立って素晴らしかったと思います。
一点リードを奪われていた後半開始時点で、前半ほとんど仕事ができていなかったオナイウ選手に交代し、イラク戦で決勝ゴールを決めた原川選手を投入。
中盤の人数を増やして久保選手をワントップに置きます。
久保選手はサイズはありませんが厳しく来る相手に対してもボールをキープできていたように思います。このあたりはヨーロッパでプレーしていることも関係しているのでしょうね。
そして、二点リードを奪われた時点で、スーパーサブの浅野選手を投入。
浅野選手が一点を返し、矢島選手のゴールで同点に追いつくとすぐに豊川選手を投入し、勝負を決めにかかります。
完全に試合の流れを傾けた日本は、後半36分に浅野選手が逆転のゴールを決めそのまま3-2で見事勝利しました。
浅野選手は、スーパーサブとして期待されながら今大会ここまでノーゴールでしたが、最後の最後でさすがの存在感を見せてくれました。
我慢比べをするようなイメージの強い手倉森監督ですが、今回の試合は、追いかける展開ということもあり今まで以上に手を打つのが早かったですね。
2点取られて相当プランが狂ったとインタビューで話していましたが、それでも試合の流れに合わせてうまく舵を取りチームを勝利に導きました。
この予選を通して、手倉森監督はかなり評価を高めたのではないかと思います。
本大会でも相手を分析して相手のよさを消すような戦い方をしていくものと思われますが、どういう戦いをするのか今から非常に楽しみです。
また選手についても、今回の大会でこれまであまりプレーを見たことがなかった選手たちも見れて、来月からはじまるJリーグの楽しもも増えました。
これからは本番のメンバー選考に向けた戦いもスタートします。今大会の23人から本大会では18人となりさらにオーバーエージ枠も加わる可能性も高く、かなり厳しい選考レースとなりそうです。
本大会でのメダル獲得を目指して、切磋琢磨してチーム力を上げていって欲しいですね。
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