今年のJリーグプレーオフはやっぱり失敗？疑問に感じた点など

先日、サンフレッチェ広島とガンバ大阪によるJリーグプレーオフの決勝が行われ、2戦合計4-3で広島が優勝しました。

プレーオフ導入開始前はいろいろ批判がありましたが、やっぱり失敗だったのでしょうか？

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J1プレーオフ

プレーオフに進出したチームは、年間1位で第2ステージ優勝のサンフレッチェ広島と、年間2位で第1ステージ優勝の浦和レッズ、年間3位のガンバ大阪です。


準決勝は、浦和のホームでおこなわれ、3-1でガンバ大阪が勝利しました。この試合は前後半戦った時点で1-1となり延長戦に入り、ガンバが勝ちました。


正直、この試合は年間2位となった浦和がそのまま決勝に進出してもよかったのではないかと思います。年間順位で両チームは、9ポイントもの差があります。


レッズがちょっとかわいそうな気がしますね。


決勝は、サンフレッチェ広島がガンバ大阪を下して見事優勝しました。


決勝戦の視聴率は、第1戦が7.6％、第2戦が10.4％と、この試合が日本サッカー界の大一番であることを考えると、先日の野球やラグビーに比べても物足りない数字ではないでしょうか。

J2の昇格プレーオフ

そして昨日は、J1昇格をかけてのアビスパ福岡とセレッソ大阪による昇格プレーオフの決勝が行われました。


ここでも、開催地の場所に疑問を感じざるをえませんでした。


決勝の開催地はもともと中立地開催で、国立競技場を予定していたものの改修工事にはいっているため、セレッソ大阪のホームスタジアムであるヤンマースタジアム長居が選ばれたという背景があります。


プレーオフの決勝は、年間3位のアビスパ福岡と年間4位のセレッソ大阪という組み合わせになりましたが、本来は有利な条件で戦えるはずの福岡が事実上のアウェーで戦わなければいけないという意味の分からない展開になってしまいました。


結果的に、福岡がこの試合で1-1で引き分けて昇格することができたからよかったものの、もし負けていたら猛批判を受けていたような気がします。

やっぱり失敗？

J1のプレーオフ、J2のプレーオフとも、年間順位の上のチームがそのまま勝つことができたから、大きな批判や疑問の声が上がらないのかもしれませんが、年間順位の上のチームにもっとアドバンテージを与えてもよかったと思います。


もし年間1位のサンフレッチェ広島が3位のガンバ大阪に負けて、その年のチャンピオンになれていなかったらそんなバカな話はないと思ってしまいます。


個人的には、意味のわからない制度で余計な試合をさせられることになったサンフレッチェ広島とアビスパ福岡はよく勝ったと思います。


どうしてもファンの声を無視してJリーグが勝手にやっているように映ってしまいます。


来年以降も続けていくのなら、ファンの人たちが納得するかたちでもう少し制度やルールを見直してほしいと思います。

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タグ：サッカー Jリーグ プレーオフ