アフリカントラベラーの千原せいじさんがコンゴを旅行中
サポールというオシャレ集団に遭遇しました。
この人たちがオシャレをするのには深い理由がありました。
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アフリカントラベラーであるせいじさんの記念すべき20ヶ国目は、コンゴ共和国です。
せいじさんが、日本人女性が住んでいるというカランサンクという村に向かう途中、首都のブラザビルでおもしろい集団に出くわしました。
アフリカの地には、少し似つかわしくないネクタイやスーツ、革靴でびしっと決めたオシャレな人たちです。
このようなドルチェ&ガッバーナやダンヒル、ケンゾーなどのハイブランドの服で身を包む人たちのことを、現地ではサプールというのだそうです。
もともとはフランス植民地時代に持ち込まれた洋装スタイルへの憧れが発端だといいます。
しかし、その後起きた内戦の時代、銃や暴力を否定し人を敬う紳士たれというサプールが立ち上がり、武器を捨て、高級な服で身を包みファッションで平和を取り戻そうとしたのだそうです。
そして、今ではサプールは、非暴力、平和の象徴ともなっているのだといいます。
ただ単にオシャレを楽しんでいるというわけではなく深い意味があったのですね。
有名なデザイナーのポールスミスが、2010年の春夏のコレクションで、このサプールをテーマにしてやったこともあるのだそうです。
せいじさんは、そのうちのひとりの男性の家を見学させてもらいました。
部屋は決して広いとはいえませんでしたが、そのなかには高級ブランドの服がびっしりと置いてありました。
所有しているファッションアイテムは、150点以上で、なんと総額250万円ほどなのだそうです。
そのなかには一足25万円の革靴も。
月給は5万円ほどということですが、こつこつと貯金をして買っているのだそうです。
この後、せいじさんは、サプールのイベントにも招待されましたがそこでもやはり同じように格好よく着こなした人たちばかりでした。
参加者には、50年近くサプールをやっているという60歳の男性もいました。
その人は「銃の音ではなくサプール達のタップ音を響かせ続けます」と力強く語っていました。
高級ファッションと平和が結びついているという独特の文化は、非常に興味深いものでしたね。
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