森英人監督「動物の狩り方」での能年玲奈の印象について

先日CSチャンネルで放送された「動物の狩り方」という映画を見ました。

この映画は、女優の能年玲奈さんがNHKドラマ「あまちゃん」以前に出演されていたということで、ファンの間ではひそかに知られているようです。

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特に、能年さんのファンというわけではないのですが、そのなんとも興味をそそられるタイトルにひかれて見たくなってしまいました。



(出典: http://natalie.mu/eiga/news/148963)


監督は森英人さんで、本作は文化庁委託事業の「若手映画作家育成プロジェクト2010」から生まれた作品です。


キャストは、能年玲奈さん、河口舞華さん、木下ほうかさん、星絵里香さん、村田雄浩さんです。


映画のストーリーは次のようなものです。

みゆきは昔父親に殺されそうになり、その事がトラウマになっていた。どこか父の面影ある菊池という山で暮らしている男と出会い、交流を深めていくが、あるきっかけから菊池の住んでいた小屋が無くなってしまう。美由紀は菊池を捜して見つけるが・・・・。

(出典: http://www.vipo-ndjc.jp/project2010/mori/film.html)


時間は約30分程度と短いですが、なかなか濃密な作品です。


ざっくり言ってしまうと、生命の尊さを訴える映画ということになるのでしょうか。


あまちゃんのような明るく元気な能年さんが見たいと思って観ると、期待を裏切られると思います（笑）。


ミニシアター系の短編映画とか好きな人にはよいと思います。


主人公のみゆきを演じる能年玲奈さんですが、どうしても「あまちゃん」のイメージが強いですよね^^;


でも、こういう静かで暗い映画でも、存在感を出すことができるのだなぁ～と新たな発見でした。


セリフは少なくても、静かな表情と力強い瞳とで魅せることができますねぇ。


この作品では、動物をしとめる重たいシーンが何度も出てきますが、そういったシーンと能年さん演じるみゆきの純粋な表情とのコントラストが素晴らしいと思いました。


わたしは、6月11日に放送されたときに観たのですが、6月24日の朝06:00から、また放送があるようですので興味のある方は見てみてください。

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タグ：映画 女優 能年玲奈