ブラック企業に365日連続で勤務をさせられた男性がその会社を提訴したというニュースを見ました。
一瞬目を疑いましたが、その会社はどんな会社なのでしょうか。
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神奈川県の男性が、会社から365日連続して勤務させられうつ病を発症したとして勤務していた会社に対して慰謝料の支払いを求める裁判を起こしたというニュースを目にしました。
この問題のブラック企業は、神奈川県にある印刷関係の
株式会社アコという会社のようです。
ある期間の残業時間は、257時間に及んだといいます。
これを30日で割ると、1日約8.5時間。
1日8時間勤務が基本として、8.5時間の残業を加え1日16.5時間の労働時間になります。
休みなしとすると、毎日9時から12時近くまで働く日が30日続いていたということですね。
実際はもっと働いていたのかもしれないですね。
残業代の支払いもなかったそうです。
人が辞めていった結果、仕事量が増えたため、人を増やせないのかと相談したもののそれも受け入れられなかったそうです。
さらに驚くべくは、数ヶ月の間、家に一度も帰ることができない状態になったということです。
これはひどすぎですね。まるで奴隷です。
こんな状態になって、なぜ辞めないのか、逃げないのかという疑問もわきますが、この男性の方は非常に責任感が強く、このような状態であるにもかかわらず、「できない自分が悪い」と思い込んでしまうような方だったようです。
ブラック企業のニュースを見るたびに思いますが、このような違法状態に巻き込まれている場合は、本人のみならず周りのひとたちもそれを察知して声を上げていくことが必要なのだと感じます。
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2015-10-14 07:11
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